コタキナバルへふらり(世界遺産キナバル公園・ラフレシア見学とウェルカムシーフードで七星斑を)
エアアジアXでクアラルンプールへ。
今回は、8月中旬、お盆の時期に3泊5日(機中1拍)でマレーシア、ボルネオ島コタキナバルへ訪問した話だ。当初は、あと2日長い予定だったのだが、仕事が入って、頭の日程を削って短縮させた。本来は、コタキナバルとブルネイ・ダルサラーム国バンダルスリブガワンの予定だった。ロイヤルブルネイ航空搭乗(往路)と陸路国境越え(復路)も楽しみにしていたのだが、残念だ。ブルネイとマレーシア・コタキナバルの国境付近は複雑で、バスでの国境越えは、途中なんと8か所のイミグレを通り、国境マニアにはたまらないのだ。ブルネイは、お酒が飲めないのが玉にきずだが。
コタキナバルへは、マレーシアのLCC、エアアジアXで、クアラルンプール(KUL)経由で訪れた。今回の日程変更で、行きのエアアジアXの関空ーKULはキャンセルし、関空ーKUL(フライスルー)-コタキナバルを取り直したので、無駄な出費をしてしまった。(エアアジアで日程変更しようとすると、関空ーKULでは変更手数料が8,000円以上かかり、変更便の差額+手数料を払うのと、新たに取り直すのほとんど変わらないのだ。)
エアアジアXは、エコノミーの他、ビジネスクラスに相当するプレミアムフラットベッドがある。金額は、だいたい通常のエコノミーより3万~4万程度高い設定だ。(日程によりそれより格安な場合もある。)
エアアジアXは、このプレミアムフラットベッドへのアップグレードもが可能なオプションも用意されている。このオプションが、オプションタウンのアップグレード・トラベル・オプション(UTo)だ。
このオプションによるアップグレード料金は、変動制で、空席が多いと安くなる傾向のようだ。
通常のエコノミーを予約していると以下のような、メールが送られて来ることがある。お得にアップグレードできる(可能性が)あるとお知らせしてくれる。
今回も、行きも、帰りもこのオプションを申し込んでおいたが、行きは、満席だっただめ、出発の24時間前くらいに、「Not Assigned」のお知らせがきてしまった。
まあ、仕方がない。なお、帰りは、アップグレードできた。
なお、オプションには、アップグレードの他、エンプティ・シート・オプション(ESo)もある。これは、隣の席を1席ないし、2席確保できるものである。
と、いうことで、11時に関空をエアアジアXのエコノミーで飛び立ち、17時にクアラルンプール国際空港ターミナル空港に到着した。
KULでコタキナバルへ国内線乗り継ぎ、SIMカードの調達も可能。
ここで、さらに、コタキナバルへ向け、国内線に乗換だ。
その前に、SIMカードを入手したい。コタキナバルに到着してからでもあるようだが、時間からして閉まっている可能性大だ。(コタキナバル到着が22時過ぎ)
国際線到着から国内線乗換まで、SIMが売っているカウンターが、到着口すぐと、イミグレ(そのまま入国する人向け)のホールを抜けたところの2か所あった。以下の写真は、後者のほうだ。
国際線乗り継ぎと国内線乗り継ぎはここで別れることになる。
KULからコタキナバルへもエアアジアXへ向かう。クアラルンプール空港の国内線乗り場は非常に広くて、迷ってしまった。
コタキナバル空港に到着し、宿へ移動た。移動はバスにしたかったが、時間も遅かったので、タクシーにした。タクシーは、空港の出口付近に、カウンターがあるので、あらかじめ行先を告げお金を払い、レシートを貰って、乗り場でそのレシートを渡せば、乗れる。
宿は、ドリームテル コタ キナバルを予約しておいた。
タクシーで到着し、ホテル近くのお店で、遅い晩飯を食べた。この店は24時間営業のようだ。
ツアーで、世界遺産キナバル公園へ、ラフレシアも見れたよ。
翌朝、ホテルの朝食を食べて、今日は、世界遺産キナバル公園観光だ。今回は珍しく現地ツアーを予約してあった。 個人でタクシーをチャーターしても高くなってしまうからだ。
VELTRAさんの世界遺産キナバル公園・先住民族の村とポーリン温泉観光ツアー<1日/コタキナバル発>というのを予約しておいた。現地オプションツアーは、一人参加だと価格が高くなることが多いが、このツアーは、お盆時期限定で、お一人様でも同料金と謳ってあった。
ツアーバスは、ホテルまで迎えに来てくれた。お客さんは、結構多かった。夏休み時期だから当然か。
まず、バスは、ボルネオ先住民族カタザンドゥスン族の村、ナバル村へ向かった。
といっても、ほとんど、お土産物屋さんだった。そこでは、フルーツも多く置いてあった。
おいらは、ドリアンを食べてみた。
味は・・・。いまいちだった。以前クアラルンプールの友人宅で食べたものが断然美味かった。(かなり昔だが)
後でガイドに聞いたのだが、おいらが食べたこの白いほうはあまりおいしくなくて、もう少し黄色いほうがおいしいそうだ。安いほうを選んだのが失敗だった。
ここらか、マレーシア最高峰のキナバル山が望める。残念ながら、雲がかかっていたが。
その次は、キナバル公園内山岳植物園で、珍しい高山植物などを見学だ。
ゆっくりと、見てまわれる。草花が好きな方は、いいだろう。
昼食後は、キャノピーウォークだ。つり橋を渡りながら、自然を満喫できる。(昼食込だが、ツアーの昼食なんで、まあ、そんなもんだ)
高い高い木もそびえる。
次は、ラフレシアを見に行った。これはツアーに含まれていない。個人の農園でラフレシアが自生していたものを、管理しているようだ。入場料が別途かかり、ツアーでは、行きたい人だけ行くようだ。
見事な、ラフレシアが咲いていた。これとは別にあと二つほど咲いていた。
また、珍しいつぼみもあった。なかなか見ることが出来ないらしい。
最後に、ポーリン温泉で足湯でゆっくりした。
足湯の他、水着で入れる屋外温泉プールみたいなものもあった。
あとは、お土産物屋などにより、バスで市街地へ戻っていった。まあ、ツアーなのでこんなもんだろう。オーソドックスな観光となった。
ウェルカムシーフードでシーフードを堪能。
最後に、お勧めグルメを紹介しよう。コタキナバルは、シーフードも有名で、美味い。
今回は、ウェルカムシーフードへ行った。
ここは人気店で、いつも混雑しているようである。
水槽で泳いでいる魚や、氷の上の食材を選び、料理してもらえる。ただし、グラム数の量り売りとなるので、高くつくので要注意だ。
中でも、体が赤く、黒の斑点がある最高級魚、七星斑(Seven Star Grouper)が、コタキナバルでは有名な魚らしい。日本では「スジアラ」と呼ばれる。
もちろん、泳いでいる生きた魚は高い!。氷の上の魚のほうが、約3割安い。調理すれば、これほど変わらない。
まずは、席を確保しよう。広い店内で、席を確保するのも大変だ。混雑時、開いた席に勝手に勝手に座ると怒られる。
以下の写真の、冷房が効いた室内の入り口付近で並ぶことが必要だ。並んでいれば、席へ案内してくれる。(室内だけでなく、オープンエア席もここに並ぶ。)
そして重要なことは、注文を取る店員さんを、確保することだ。みんな接客中で、あいている店員さんを見つけるのが難しい。あいている店員さんがいれば、争奪戦だ。
注文をとる店員さんを確保したら、上の写真のいけすの食材が置いているところで、好きな食材を頼んで、好きな調理方法を頼むのだ。
おいらは、七星斑の小さいやつ(もちろん、氷の上のやつ!)をスチームで、
あとは、エビをクリーム煮をいただいた。
美味かった。ただ、やはり一人では、量が問題た。いつも食いすぎる。
伊勢海老(それも生きた)も食べたかったけど、高すぎる。いつかは、お財布を気にせず食べてみたいもんだ。
今日は、ここでおしまい。
今回のまとめ
次回は、コタキナバルからクアラルンプールに戻り、アロー通りでグルメなどをお伝えする。お楽しみに。