流離のふらり一人旅

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台湾・花蓮へふらり(格安現地ツアーで太魯閣峡谷観光)

今回は、3月中旬に行った台湾・花蓮への旅をお伝えする。ジェットスターで、関空ー台北で、往復コミコミで15,000円程度だった。

 

17時過ぎに関空を出発し、19時半に台北に到着の予定だったが、到着が遅れて、1時間弱予定時刻より過ぎて到着した。

この日は、夜到着だったので、台北に泊まり、翌日花蓮へ移動することにしていた。

 

ディープな夜市(廣州街観光夜市(艋舺夜市)、華西街観光夜市)に行ってみた。

 

台北の宿は、龍山寺の近くのロン シャン ホテル (Long Shan Hotel)を取った。龍山寺近くにはディープな夜市がある。

宿へ着いたのは、10時過ぎになってしまっていたが、食事も取っていなかったので、寄ってみた。

「廣州街観光夜市」(艋舺夜市)と「華西街観光夜市」が隣り合ってある。

こちらが、艋舺夜市。

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こちらが、華西街観光夜市だ。 

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雨が降っていたのと、時間も遅かったので、閉まっている店も多かった。

この夜市は、ディープで、食材も珍しいものも多く扱っているようだ。蛇、ワニ、スッポンなどなど。精力が付きそうなものが多い。

このような蛇を店先に並べている蛇肉店もいくつかあった。まぁ、食べる気はしなかったが。

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なお、こちらの夜市には、”大人向け”のお店も多いようだ。そのため精力が付きそうな食材が多いのかもしれない。

社会勉強してみたかったが、”君子危うきに近寄らず”、パスポートに変なスタンプを押され、もう台湾に入境できないようなことは、危険すぎる。

 

とりあえず、排骨麺をお腹にいれただけで、今夜は宿に帰っていった。

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普悠瑪に乗って花蓮へ。鵝肉先生でガチョウを堪能

 

翌朝、台鉄で、台北から花蓮まで移動することにした。特急である自強号の中でも、普悠瑪号チケットを取った。

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普悠瑪号は、TEMU2000型電車の車体傾斜式交流電車で、設計最高速度は150km/h、営業最高速度は140km/hであり、日本車輌製造が設計・製造したものだ。

 

台北から、花蓮までは、440NTD、時間は2時間10分となっている。 

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 快適な列車に揺られ、台湾の東海岸の車窓を楽しみながら、ようやく花蓮駅へ到着した。 

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駅から市街地へは、少し離れている。台湾の東幹線は、新路線を内側に設置しなおしたため、新駅からは、市街地にある旧駅まで距離がある。

そのため、タクシーか、バスでの移動が必要だ。もちろんおいらは、バスでの移動だ。

市街地へのバスは、駅前のロータリー左側、オレンジ色の花蓮客運の建物前から発車する。

花蓮の市街地は、旧花蓮駅の跡地にある花蓮総站を中心に位置す。バスもそこで降りよう。旧花蓮駅跡地には、鉄道博物館もあるので、興味がある方は行ってみるのもいい。

ちなみに東海岸の台東もこんな感じだ。

 

お昼ご飯は、総站から10分ほどの、鵝肉先生という店で、ガチョウ肉を堪能した。

以下のお店の看板の写真は、夜のものだが、お昼食べたときに写真を取り忘れたので、夜に取り直したものだ。

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ショウガと一緒に食べると美味い。やはり台湾は、鴨、ガチョウ、アヒルなどが美味い。そのためだけに台湾に何度も行ってしまう。

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お腹が空いていたので、スープ・ビーフンもいただいた。あっさりとしていて美味い。

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花蓮の繁華街をうろうろしていると、このようなものもあった。 観光通路になっているようだ。

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花蓮での宿は、マーシャル ホテル (Marshal Hotel)を予約していた。

 

花蓮の夜市は巨大な夜市の集まりだった。

 

晩飯に花蓮の夜市に行ってみた。この夜市は、総站からも近い。 

 

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ここの夜市は、新しく設置されたようで、建物なども新しい。そして、いろんな夜市が集合しており、いろんな夜市を楽しむことが出来る。

花蓮東大門夜市、彩虹観光夜市、東大門自強夜市、福町夜市、その他もあったのか? よくわからないくらい集結していた。新しくなってこれまで近隣にあった夜市を集結させたのではないだろうか。

なので、広い。広すぎて疲れてしまうくらいだ。お店を見ながら歩いて、良さそうなお店をチェックし、後でそのお店で、食べようと思っても、どの通りのどの店か分からなくなってしまうくらい、広くてお店も多かった。 

 

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自強夜市のほうでは、民族舞踊なども公演されており、多くの人であふれていた。

活気がある夜市だ。そのためか、この夜市で何を食べたのか忘れてしまった。

 

格安現地ツアーで太魯閣峡谷観光

 

花蓮での観光と言えば、太魯閣峡谷観光は外せない。この太魯閣峡谷を見るために、花蓮を訪れる方が大半だろう。

太魯閣峡谷には、車でのアクセスが必須だ。日本人観光客はツアーに申し込むのがメジャーではないだろうか。有名な現地ツアー会社だと、台北からバス往復、昼食付、日本語ガイドありで、4,200NTD程度となっている。日本円で、約14,000程度で結構高い。

一方、もっと安く観光するには、バスという手もある。台湾各地で整備されている観光バス路線、台湾好行でも行くこともできる。

この台湾好行は、太魯閣以外でも、台湾全土で整備されており、便利なのでお勧めだ。

 

太魯閣系統の運賃は、1日券250NTD、2日券400NTDとなっている。 

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時刻表は以下のとおりだ。(2016年12月現在)

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当初は、このバスで行こうと思っていたが、各見どころを見学するために、いったんバス停で下車して、次のバスを利用すると、時間もかかり、めんどくさい。あと、バスがなかなか来なかったりすると、精神衛生上よくない。

今回は、現地ツアーを利用することにしてみた。と言っても、先ほど紹介した大手ツアー会社は利用していない。

今回泊まったホテルで、前日にツアーを申し込んでいた。料金は1000NTD以下だった。日本円で3000円程度ならまあまあだろう。

 

翌朝、ホテル前に中古のミニバンで、台湾人のおっちゃんが、迎えに来た。この中古のミニバンで太魯閣を廻るみたいだ。そのおっちゃんは、日本語ができるので安心だ。

おいらの他、もう一人、客がいるみたいだ、そのお客さんのホテルを経由した。そのお客さんは、同じく日本人男性だった。

こうして、おっさんだけのバスツアーが開始された。

 

ここは花蓮の市街地からちょっと行ったところにある珍しい神社ということだ。何が珍しいかというと鳥居の先には、狛犬がおり、その先にはマリア像が祭られているという。

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花蓮など、台湾の東海岸は、断崖が多い。台湾十景にもなってる清水断崖へも訪れた。

 

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断崖絶壁の美しい海岸線がつづく。

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海岸線から、河口を山側へ車を進める。ここが太魯閣の入り口となる。

太魯閣国立公園の玄関、太魯閣牌樓が見えてくる。(この日、ここの写真が撮れていなかったので、この写真は、台湾好行の写真を利用させていただいている)

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この手前で、歩いている男性がいた。運転手のおっちゃんがその人に中国語で声をかけた。香港からの観光客らしい。歩いて太魯閣観光をしているみたいだ。(結構遠いぞ?歩けるのか?)

おっちゃんは、そのお兄さんに乗っていくかと交渉しているみたいだ。結局400NTDで交渉がついたみたいだ。しかし、自由すぎるツアーだぞ。

合計4人となった車内は、先に進んでいく。運転手のおっちゃんは、日本語と中国語で交互にガイドをしている。

 

太魯閣公園を進んでいくと、トンネルが見えてくる。トンネルを抜けた先の橋のところで車を止めた。この下に降りて観光するみたいだ。橋の横には、下へ降りる階段がある。

おっちゃんは、時間を指定し、その時間までにここに戻ってこいということだった。

あいにく今日は、天気が悪い。雨が降り出していた。おっちゃんは傘を貸してくれた。

ここは、砂卡礑歩道(シャカダントレイル)というみたいだ。

 

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しばらく、崖の下の遊歩道を歩いて見学するが、あいにくの天気なので、下に流れる川は濁っている。天気のいい日は、すんだ水が流れているようだが、残念だ。

しばらく散策して、雨だし、少し飽きたし、早めに切り上げて、車に戻った。

 

続いて、燕子口へ向かった。ここからは、ヘルメットが必要となるようだ。車を降り、ヘルメットを付けて、先へ進む。

水墨画のような景色が続く。素晴らしい景色だ。しかしながら、あいにくの天気で川の水は濁っている。

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ここは落石も多いようなので、見学するときは注意が必要とのことだった。

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さらに進んで、奥まで進み、渓谷の崖と森に囲まれた場所まで、連れてこられた。ここから空を見上げると崖と木の形の隙間が、台湾の形に見えるという。

上体をそらし、上を見上げてみた。本当に、台湾の形に見える。素晴らしい光景だ。写真を撮ってみたが、写真ではうまく台湾の形には見えない。現地に行って、この目で見てこそ、その素晴らしい光景が確認できる。

ぜひ行ってみて確認してほしい。

 

帰りに、吊り橋を渡ってみたり、

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長春祠を車窓から見学しながら、市街地へと帰って行った。

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ちなみに、このツアーは、昼食込だ。どんなレストランに寄るのかとおもったら、石屋さんに入って行った。このおっちゃんが経営している店だという。

食事は、おっちゃんの奥さんの手料理だ。味は、そんなもんだった。不味くはなかったけど。

食事が終わると、その石屋さんの店内を案内される。石の彫刻などや、珍しい石の置物もある。なんか、買っていけというプレッシャーがすごい。アクセサリーなどもあるようだ。気功石もあり、ブレスレットなどは健康にいいと、説明が始まる。

帰れそうにない雰囲気が漂う中、もう一人のお客さんが、気功石のブレスレッドを買ってもいいような、雰囲気になってきた。複数買えば安くするよと、お店の人が言ってきたので、めんどくさいので、おいらも買って、その場を退却することにした。

最終1,000NTDになり、まあいいかと思ってしまった。まぁ、そのブレスレッドを付けてみたが、いつもはアクセサリーなどは、体に違和感(嫌な感じ)があるのだが、そのブレスレッドは、特に違和感が無かった。本当に気功石なんだろうか?(そんなことはないか)

ということで、安いツアーには、こんなこともあるという事例である。でもおっちゃんは、決して悪い人ではなさそうだ。そのことだけは伝えておく。

 

その日の夜は、液香扁食店にてワンタンを食べた。

ここは、1934年に創業し、以来4代にわたって続く老舗ワンタン専門店のようだ。

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あっさりスープで豚肉餡がたっぷり詰まったワンタンがうまい。

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花蓮最終日はこうして終了した。

 

翌日、花蓮駅から台北駅へ台鉄・自強号で戻り、空港へは、國光客運を使った。帰国は行きと同じくジェットスターで、関空へ帰り、今回の花蓮への旅は終了した。

 

花蓮への旅はこれでおしまい。

 

今回のまとめ

 

  • 台北・龍山寺近くの艋舺夜市、華西街観光夜市は結構ディープ。普通の夜市に飽きたなら、いろいろ楽しめるかも。
  • 太魯閣峡谷観光へは、現地ツアーなら安く便利に、安く行ける。何か買わされるかもしれないけど。

 

次回は、1月に行った台湾・台東への旅をお伝えする。お楽しみに。