流離のふらり一人旅

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墾丁にふらり(台湾のビーチリゾート&海岸線バイクツーリングが最高だった話)

今回は、5月末に台湾・ 墾丁に行った話をお伝えする。

関西空港高雄を、Peachにて、往復コミコミ13,800円で行ってきた。

墾丁(ケンティン・Kenting)は、台湾の最南端に位置する台湾屈指のビーチリゾートだ。夏の時期には、台湾全国から、観光客が押し寄せる人気の観光地だ。夏といっても台湾最南端なので5月中旬くらいから、海水浴が楽しめる。

一番南端付近の場所だ。

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墾丁への行き方

 

高雄から、墾丁へ行くには、バス路線が一般的だ。一番メジャーなのが、高鐵左營駅からの「墾丁快線」(9189線)だ。また、台鉄高雄駅から出ている「88快速」(9188線)や、高雄空港からも出ている「墾丁列車」(9117線)もある。

 

墾丁快線他、これらのバス路線については、以下のリンクに詳しく書かれている。

uukt.com.tw

 

 

高鐵左營駅からの墾丁快線で行ってもいいのだが、高雄空港に着いてから、地下鉄で左營駅に行くのもめんどくさい。かと言って高雄空港から出ている墾丁列車だと、しょぼい路線バスでちんたら行くのもどうかと思っていたら、今年5月から、國光客運の高雄空港から墾丁行き、「墾丁特急線」(臨918線)が出来たので、それを利用した。

 

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乗り場は、空港出口を出て、地下鉄乗り場のエレベータの手前にあるので、すぐだ。 

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高雄空港はコンパクトな空港で、台灣大哥大または、中華電信でSIMカードを調達し、出口手前の両替所で、現地通貨を調達して、一連の動作で、すぐにバスもしくは地下鉄に乗れる。

今回おいらも、出口を出たら運よく、この「墾丁特急線」が止まっていたので、すぐに乗れた。チケットはバス車内で、運転手から購入可能だった。往復も可能だったので、往復を購入した。

運賃は、片道400NTD弱だ。往復割引もあるようだ。

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高雄空港から、墾丁までは、2時間20分だ。バス車内も快適なので、その時間も苦ではないだろう。

 

墾丁で到着すると、バス停からちょっと歩くと、すぐそこはこのような砂浜が続いている。きれいな海だ。

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一方、山側を見ると、このような頂も望め、自然がいっぱいだ。

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次の日、おいらも、水着を持参して、今年初泳ぎをここ、墾丁で楽しんだ。おやじが一人だったけど・・

あと日焼け止めは必須だ。皮がめくれるくらい日焼けした。5月下旬なのに真っ黒になってしまい。会社の人に、何をしたんだと怪しまれてしまったぞい。

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墾丁大街夜市は大賑わい

 

墾丁での楽しみは、昼間のビーチの他、夜から賑わう夜市でのグルメもあるだろう。

ここの夜市は、道路の両脇に屋台がならび、多くの人で賑わう。ただ、車はそのまま通ているので、気を付けないといけない。

結構屋台が続いており、規模も大きい部類に入るだろう。

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墾丁でのグルメと言ったら、新鮮な魚介類、海鮮料理だろう。こういった海鮮料理店がいくつか並んでいる。

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店先に並ぶ魚介類を選んで、好みの料理方法で調理してもらう。店の中でゆっくり食べることもできるが、焼き物などは、店の前の、炉端で焼いて簡単に食べることもできる。

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おいらは、大蛤を蒸し焼きにしてもらった。美味かった。ただ、3つで600NTDもした。隣で焼牡蠣を食っていた現地のおっちゃんが、「600か?高けーな」みたいなことを言ってきた。よく見たら、一ついくらではなく、重さいくらだったのだ。

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あと、店のお兄ちゃんが、蛤を選んで焼くときに、一つづつ、匂って痛んでいないか確認していたのが、気になった。お腹壊すことないよね・・

 

また、フルーツの屋台も出ているので、それも安くてうまい。マンゴーも熟していて美味かった。

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屋台の店は、道路沿いに並んでいるので、食事をするテーブルなどは、ほとんどないので、歩きながら食べやすいものが多いだろう。

おいらは、小籠包とチキンを買って、ホテルへ持ち帰って、食べた。

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なお、宿は、大尖山飯店 (Dajenshan Hotel)を取った。ここは、バス停からすぐで、隣にはレンタルバイク屋、コンビニもあり、大変便利だった。

 

レンタルバイクで、海岸線ツーリングは最高だった。

 

ホテルの隣の、レンタルバイク屋で、スクーターを借りて、ツーリングを楽しんだ。

台湾では、日本で事前に簡単な手続きをすれば、日本の免許証で、運転が可能となっている。この手続きについては、別途詳しく記事にしたいと思う。

125㏄のスクーターをレンタルした。なお、台湾では、50CCのバイクのレンタルもあるようだが、数が少ないと思われるので、原付免許のみの場合は、レンタルが難しいかもしれない。その場合は、免許が不要な電動バイクでもいいだろう。

125CCの料金は、半日で、400NTDだったと思う。この店では、パスポートを人質にされた。

 

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墾丁の街から、さらに南へスピードを上げて走る。青い海が続く海岸線を走るのは最高だ。まさに風になった感じだ。ほとんど車もいないので、青い海と白い雲とどこまでも続く道、そして全身に浴びる気持ち良い風、それらすべてを独り占めだ。

この中古のバイクでも最高の相棒、自由の翼だ。

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海岸線には、いくつも観光スポット、景勝地があり、公園となっている。

 

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最南端には、有名な鵝鑾鼻(がらんぴ)岬がある。

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ここは、あのローカル路線バス乗り継ぎの旅 The Movie in 台湾 のゴールとなった場所でもある。

バイクがあれば、自由気ままに、いろんなところに行けるし、走るだけでも楽しいアクティビティになる。墾丁だけでなく台湾へ旅行した時には、レンタルバイクは大変便利なのでお勧めだ。

なお、台湾ではガソリンも安いので、この125CCクラスのバイクだったら、100NTDもあれば、満タンにできるので、経済的でもある。

あと、台湾では、満タン返しはしなくてもよい。なので、借りたすぐもガソリンは入っていないので、すぐにガソリンスタンドへ行っておこう。

 

足を延ばして恒春へ

 

鵝鑾鼻岬を越え、台湾東海岸を北上し、さらに走っていった。滿州鄉付近まで走り、今度は陸側の西側へ、山道を通って走った。

山道を超すと、街が開けてきた。恒春の街までたどり着いた。

恒春は、国家第二級古跡にもなっている城壁でも有名だ。

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また、この恒春のバスターミナルからも高雄行のバスが出ている。

 

恒春鎮石碑公園などもあり、墾丁に立ち寄った時は、恒春へ足を延ばしてみるのもいいだろう。

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恒春の昼飯は、ここで、鴨のビーフン麺をいただいた。やっぱり台湾の鴨は安くて旨い。

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帰りの高雄空港行きのバスはなぜか来なかった。

 

墾丁のバス乗り場は、この場所である。この場所の前の道路を、目的のバスが通る際に手をあげて合図をして、止まってもらう必要がある。

 

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高雄空港で、墾丁特急線の往復を買っていたので、臨918の高雄空港行を待っていた。

墾丁の始発は8時10分なので、少し前からこの場所で待っていた。

高鐵左營駅行きや、台鉄高雄駅行きなどは、何本も来たが、なぜか、國光客運の高雄空港行きが、時間を過ぎても来なかった。

 

ちなみに、このバス停前には、ワゴン車が何台も止まっており、おっちゃんが何人もたむろしている。このワゴン車は、白タクで、高雄などへ運んでくれる。

しばらくここで待っていたので、おっちゃんに400NTDで高雄までどうだ、と声をかけられたが、折角往復を買っていたので、もったいないので、断った。

目的のバスが全然来なかったので、乗ってもよかったかもしれない。

なお、ここのワゴン車は、メルセデスVクラスや、VWのマルチバンなどレザーシートの比較的いい車が並んでいたので、快適かつ、バスと違って、時間的にも早かったかもしれない。

ただ、女性だけなどは危険かもしれないので、お勧めはしないが。

ちなみに、しびれを切らして、次に来た高鐵左營駅行きに乗って帰ってしまった。300NTD強を損をしてしまった。勿体ない。

 

左營に着いたら、高雄空港まで地下鉄にのり、高雄空港からは、行きと同じくPeachで帰国した。

 

墾丁への旅はこれでおしまい。

 

今回のまとめ

  

  1. 高雄空港から墾丁に行くには、墾丁特急線(臨918線)が便利だよ。でも本数が少ないので往復は買わないほうがいいかも。
  2. 墾丁のビーチは最高だよ。5月からでも夏を満喫できる。でも日焼け止めを忘れずに。
  3. 墾丁観光の足は何と言ってもレンタルバイク。海岸線を風を切って走ると最高だよ。

   

次回は、ゴールデンウィークに行ったシンガポールの旅をお伝えする。お楽しみに。