流離のふらり一人旅

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上海へふらり(その2:新しいJALラウンジでミシュラン一つ星の料理を堪能してきた話)

上海2日目、といっても今日帰国することになる。飛行機は13時20分の便だ。宿をチェックアウトして、少し時間があるので、上海駅に寄ってみることにした。

 

北京東路は、上海最大級の電気機器の専門街だった。

 

人民広場駅と南京東路駅の中間で北よりに位置した宿から、地下鉄1号線の新閘路駅に歩き出した。

北京東路を通って約15分だ。

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北京東路の通り沿いは面白い。一大電気機械の専門店街となっている。それぞれ小さな商店ながら、専門パーツに特化した店が続く。おいらが通った時は、朝早かったのでまだ閉まっている店も多かったが、上海最大規模の専門店街だ。

どんなものでも揃いそうな感じである。DIY好きな方ならば、ぶらぶら見てまわるのも楽しいだろう。

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上海にはこのような、専門店街が多い。この電気機械の専門店通りの「北京東路」の他、書籍と文具・事務機器の通りの「福州路」、建築資材の専門店通りの「宣山路」、服飾用品の「七浦路」などだ。

七浦路の路服飾市場は、前回紹介した天潼路すぐにある「上海興旺国際服飾城」もその一つだ。

上海観光の別のおすすめとして、こういった専門店を攻めてみるのも面白いだろう。

 

通りを観察しながら歩き、新閘路駅から地下鉄を使って上海駅に到着した。地上に上がり、火車駅の上海駅はこのように大きくて立派な駅である。国際列車、高速鉄道、ローカル線が発着する巨大ターミナル駅で、中国の鉄道の旅はこの駅からスタートすると行ってもいいだろう。

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駅前はこんな感じだ。

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 なお、チケット売り場は、 上記写真のメインターミナルビルにもあるのだが、自動券売機が並び、この自動券売機は中国の身分証ICカード(第二世代身分証)が無いと買えないのである。

外国人が窓口で購入するには、別の建物のチケット売り場に行く必要がある。

以下の写真、小さいが中央の黄色の看板の建物まで行く必要がある。少し遠く、一旦地下道で道路を渡って行く必要がある。

 

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ここがチケット売り場となる。なお、チケット売り場に入るだけでも、手荷物検査がある。(めんどくせー)

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 今回は、1泊2日の弾丸ツアーだったので、何もできなかったが、時間があれば、中国鉄道の旅をここから始めてみたいものだ。

 

空港へは、帰りも地下鉄を使った。上海駅からも浦東空港まで7元と安い。安いが、地下鉄だと1時間20分くらいかかるので、 時間を気にする方は、リニアモーターに途中で乗り換えたほうがいいかもしれない。

 

帰りはJAL便にしたので、第1ターミナルからの出発となる。 

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JALの新ラウンジ、上海机場貴賓服務有限公司ラウンジ(SAAラウンジ)レポート。ミシュラン一つ星「蘇浙匯(ジェイド ドゥ ジャルダン レストラン)」の料理が味わえる。

 

帰りの便は、行きの春秋航空999円のケチケチLCCとうって変わり、JALビジネスクラスとした。と、いっても、ブリティッシュエアウェイズのマイル(Avios)で特典航空券を発券したのだが。

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チェックインして、ラウンジのインビテーションをいただいた。

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 インビテーションには、11月15日から変更になっている旨の注意書きが貼られていた。 JALは、これまで自社で運営していた「サクララウンジ」を廃止し、空港会社が新設する「上海机場貴賓服務有限公司ラウンジ(SAAラウンジ)」に今年11月15日に移行した。(ちなみに本当は11月1日の予定だったが、諸事情により遅れたようだ。)

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 ラウンジの場所は、手荷物検査を出て右側を、エレベータで一つフロアを上がった場所にある。なお、エレベーターに乗る前に、ラウンジ対象者かのチェックが行われる。 

ラウンジは39番で、日本航空の他、エアフランスとKLMの共同利用だ。

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ちなみに、この手前に、デルタ等(あとはどこか忘れたけど・・。こっちのほうが航空会社が多かった。)が利用するラウンジがある。

 

入り口はこんな感じだ。

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中は、白を基調とし明るい感じで、大理石のアクセントが高級感がある。

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入り口近くのスペースはこんな感じだ。白ベースのソファーが並び清潔感がある室内だ。

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ここには、冷蔵庫のドリンク(缶)と、フードがいくつか置いてある。

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このスペースの奥に、ヌードル・フードバーがある。

これがこのラウンジの目玉で、ミシュランガイド上海版で1つ星を獲得した人気レストラン「蘇浙匯(ジェイド ドゥ ジャルダン レストラン)」の料理が楽しめる。

麺は、牛肉麺と担々麺の2種類があった。月替わりだという情報もある。

麺の他、熱々の小籠包と焼売も用意されていた。あと、アヒル肉煮もあるのがうれしいではないか。

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おいらは、担々麺をチョイス。もちろん小籠包と焼売、アヒル肉煮もいただいた。

かなりレベルが高い。旨すぎる。

別の人が頼んでいた牛肉麺もお肉の量も多くて美味しそうだった。次は牛肉麺を食べよう。(いつになるか分からないが・・)

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このヌードルバーの奥にも、フード・ドリンクコーナーがある。

ただ、残念ながら、生ビールサーバーは無く、缶ビールだけだ。

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料理は、食べていないのでよく分からないが、上海焼きそば、チャーハン、回鍋肉(みたいなもの)、青梗菜炒め(みたいなもの)があった。

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お酒は、赤ワインと白ワインがそれぞれ2種類あり、ウィスキーとジンがあった。ウィスキーはジャックダニエルだったが。

ワインが選べるのがうれしい。

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ワインも美味しく、アヒル肉煮をあてに至福のひと時であった。美味しすぎて、お代わりをしてしまった。

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奥のドリンク・フードコーナーの奥にも、くつろぎのスペースがある。

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この右側がこのような感じだ。奥のほうは、空いており(人がいなかった)、ゆっくりとくつろげそうだ。

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なお、このような、個室スペースもあり、一人掛けのソファーで休めたり、

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 デスクコーナーもあるので、PCで仕事なども捗るだろう。ブロガーにもありがたいスペースではないだろうか。 

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 左側にもスペースがあり、こちらは、ラウンド型の長ソファーもあるので家族で会話も弾むことだろう。 

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と、いうことで、新しいJAL浦東空港のラウンジレポートをお伝えした。

実はこのあと、プライオリティパス利用可能な「FIRST CLASS LOUNGE NO.37」ラウンジに梯子をしようと思ったが、このラウンジの居心地が良すぎて、結局行かなかった。

非常にお勧めなラウンジだ。ぜひ、訪問してほしい。

 

時間が来たので、機内へ搭乗。座席は3Aだ。ビジネスクラスの乗客は、12席に対し、おいらも入れて5名ほどだった。上海便は空いているんだな。予約するときもいつも空いているイメージだったし。

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ワインを飲みすぎたのか、離陸と共に、ぐっすり寝込んでしまった。

しばらくして、CAさんが機内食を準備してくれた。洋食は、チキンだった。先ほどラウンジで担々麺を食べていたので、お腹いっぱいなってしまった。

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と、いいつつ食後のアイスクリームの際に、ワインを頼んでしまった。

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上海ー関西空港は2時間半だ。行きのLCCでは時間が長いと感じた距離も、ビジネスクラスでは短く感じてしまう。今度は、短距離ではなく、長距離便でビジネス以上で旅したいなぁ。

 

上海へのふらり旅はこれでおしまい。

 

今回のまとめ

 

  • 北京東路は、上海最大級の電気機器の専門街。上海にはいろんな専門店街があるのでディープな楽しみがあるよ。
  • 上海駅で列車のチケットを買うには、ちょっと離れた建物に行く必要があるよ。
  • 浦東空港の新しいJALのラウンジは、ミシュラン一つ星の味が楽しめる、超お勧めのラウンジだよ。

 

次回は、7月初旬に行ったタイ・チェンマイバンコクの旅をお伝えする。お楽しみに