上海へふらり(その1:春秋航空・片道999円で上海へ)
今回は、今年最後の海外旅行、上海1泊2日の弾丸ツアーの話だ。行きは、春秋航空のセールで、帰りはブリティッシュエアウェイズの特典航空券にて、JALビジネスで行ってきた。
今回無理やり弾丸ツアーを押し込んだのは、KIX-ITMカードのプレミアム会員へのアップグレードが目的の一つだ。このKIXカードのプレミアム会員へのアップグレードは、関西空港を30回利用すれば可能となる。海外出国の場合は、帰国分も利用したとみなされ、15回の出国利用で可能となる。このKIXカードについては、別記事で詳しく書きたいと思う。
また、もう一つの目的は、11月15日から、上海浦東国際空港のラウンジが、リニューアルオープン(共同利用)となったため、その視察も兼ねてだ。この新ラウンジのレポートは、次回お送りする。
春秋航空なら激安片道999円で上海他、中国各地に行けてしまう
春秋航空のセールで、片道999円、空港利用税など含めて、4,000円強だった。春秋航空は、このようなセールが多い。
特に、大阪ー上海は、毎月9日に、以下のような999円キャンペーンをやっている。
また、大阪発でなくても、キャンペーンはやっており、現在でも以下のようなキャンペーンをやっているので、興味ある方は、予約してみるのもいいだろう。(以下キャンペーンは2016年12月15日23時まで)
春秋航空は、上海だけでなく、武漢、長春、重慶など中国各地に就航しているので、中国の地方都市巡りもいいだろう。
春秋航空の機材は、A320だ。全席エコノミーながら、座席間も比較的ゆったりして、快適だ。
あと、この春秋航空でうれしいのは、機内飲食の値段が安いことだ。
なんといっても、ビールが、10元だ。日本円にして160円程度
食事も比較的安い。食べてはいないが。
関空ー上海は、2時間半ほどで到着する。
(参考)上海での両替とSIMカード情報、および地下鉄でのアクセスについて
到着したら、現地通貨の調達だ。空港の銀行両替所でもいいのだが、手数料だけで50元~60元取られてしまう(窓口によって、50元のところと、60元のところがあるようだ)。もったいない。
一番手っ取り早く、レートも悪くないのが、クレジットカードでのキャッシングだ。現金派のおいらも、上海ではいつもキャッシングだ。
出口を出たすぐにATMがある。日本語での設定も可能なので便利だ。
あとは、SIMカードなのだが、現地でSIMカードの調達は可能ではあるが、それは買わないほうがいいだろう。Googleや、SNSなどのサービスが使えないからだ。いわゆる金盾と言われる中国のネット検閲システム(グレートファイヤーウォール)により遮断されてしまう。
そのため、あらかじめ香港発行のSIMカードで、中国本土ローミング可能なものを入手しておこう。Amazonでも購入可能だ。
おいらとしては、以下の2つの利用実績がある。
まずは、【中国聯通香港】「 中国 本土31省と 香港 7日間 1GB 上網 Data通信 専用 プリペイド / SIMカード 」だ。
そして、【中国移動香港】4G/3G 中国・香港10日間1.5GBデータプリペイドSIM だ。
これは、先週香港の鴨寮街で、100HKDの激安で入手しておいた。
特に問題無く動作した。特に設定は必要なく、すぐに使えるだろう。あと、設定でローミング可能にしておこう。
空港から、市街地へのアクセスは、リニアモーターカーと地下鉄が便利だ。リニアモーターカーは、空港から竜陽路までで、そこから地下鉄2号線に乗り換える。運賃は、竜陽路まで50元だ。
地下鉄であれば、2号線だけで中心部へ行くことができる。人民広場などへは7元とリーズナブルだ。
ただ、中国の地下鉄(他鉄道含め)は、手荷物検査があるので面倒だ。手荷物のX線検査でコンベアに乗せたときが窃盗の被害にあうこともあるので、荷物からは目を離さないで注意しておこう。
あと、地下鉄2号線でのアクセスで注意しなければならないことは、路線上は2号線1本のように思ってしまうが、途中、広蘭路で電車を乗り換えなければならない。最初は戸惑ってしまうかもしれない。 乗る場所によって、乗換時にホームを結構あるく必要もあるので注意だ。
宿は、南京東路から少し北へ入ったホテルをとった。あまりいいホテルでは無かった(シャワー関係)ので、宿名は出さないでおく。
上海での安旨グルメ紹介(呉江路・WuJiangRoad他)
安くて美味いお店が集まる場所と言えば、呉江路(WuJiangRoad)だろう。再開発されてきれいでお洒落な飲食街となった。おいらは小汚い店も好きだけど。
場所は、地下鉄南京西路駅からすぐだ。
まず、お勧め店は、なんといっても小楊生煎だろう。小楊(焼小籠包)の人気店だ。いつ行っても大勢並んでいる。
4つで8元とお手頃価格だ。食べるときは、やけどに注意だ。中から熱々の肉汁が飛び出してくる。めちゃ美味い。
次は、南翔饅頭店だ。本店は、観光地の豫園にあり、100年以上の歴史を持つ老舗小籠包専門店だ。本店と違いここは、並ばず名物の小籠包が味わえる。駅から近いのも魅力だ。
お手軽価格で、本場ならではの味を楽しめる。小籠包は8個入りなのだが、普通の小籠包と上海蟹味噌入りが半分づつのお得なセットも味わえる。
最後に、晩飯でいった店だ。ここは有名店でもない(と思う)。
地下鉄天潼路付近をうろうろした際に、食事するところがあまりなくて、たまたま入った店だ。串屋さんのようだ。
四川串鍋みたいな感じで、辛いスープにいろんな串を浸して食べる。ここは事前に温めた鍋を持ってきてくれて、特にコンロなどはない。
なかなか美味かった。
あとは、串焼をいくつか頂いた。
ふらりと入った店では、なかなか美味い店であった。あと観光客はほどんど来ないであろう店で、店員さんも英語があまりできなさそうなのだが、なんとかコミュニケーションを取ってくれたことも好感が持てた。
ちなみに、天潼路は繊維の街のようだ、繊維マーケットビルがある。ここがまたカオスな感じだ。店舗に入って金額とか見ていないが、たぶん安いのだろう。
通路にゴミが散乱していたり、服だと思われるものがビニールに詰め込まれてパッケージされた60センチ角くらいの塊が積み上げられていたりとか、とにかく凄かった。
ほとんど観光客など来ないのだろう。たまにはこんなところに潜入してみるのも面白い。
上海の夜景スポット外灘で心を癒す
お土産を買うために、田子坊に出かけた。レトロな古い住居におしゃれなカフェが立ち並ぶ人気の観光地だ。
いつもはお土産など買わないが、いつも一人でふらり旅をしているので、たまにはお土産もでと思い、家族の女性陣にコスメ系を指示されたのだ。
なんか有名そうなクリームとか、いくつか買ってきた。
晩飯の帰り、天潼路から宿まで、20分弱の道のりを歩いて帰った。途中、外灘に立ち寄った。外灘は、夜景スポットとしても有名だ。
黄浦江沿いは散策道が整備されており、そこから上海の超高層ビル群の夜景を楽しめる。
いつ行っても多くの人で賑わっている。
いつ見ても、ここの夜景は癒される。上海に来たときは、夜はどうしてもここに来てしまう。
洋館の街並みもきれいだ。
いつもは汚れた心が少しはきれいになったところで、南京東路の喧噪を横目に宿へ帰って行った。
上海、活気がある街だ。次はいつ来るだろうか。
今日はこれでおしまい。
今回のまとめ
- 春秋航空のセールで、上海はじめ、中国各地に999円で行くことも可能。セール情報は要チェック。
- 上海で、安くて旨い飯を食べるならまずは呉江路へ行け。
- やっぱり、夜は外難の夜景を見に行こう。
次回は、上海浦東国際空港の新しいJALのラウンジレポートをお届けする。お楽しみに。