香港へふらり(その2:鴨寮街で中国本土用格安SIMをゲット)
鴨寮街は電気用品のマーケット。アキバ・ジャンク巡り好きにはたまらない。(SIMカードもここで入手可能)
今回は、お勧めのマーケットを紹介したい。香港で、露天マーケットといえば、男人街(ナンヤンガイ)や、女人街(ノイヤンガイ)が有名だが、洋服や雑貨などが中心で、また、観光地化していて、一度訪れると、もう十分だという人が多いだろう。
今回紹介する鴨寮街は、電気用品やジャンクの露店が並ぶマーケットだ。
場所は、深水埗(シャムスイポー)駅のC2もしくはA2出口を出たすぐにある。
あまり観光地化されていなくて、現地の人が、必要な電気用品や中古品を買いに来る。
結構面白いものがあり、アキバ(秋葉原)でジャンク品を見て回るような人は、たまらないのではないだろうか。
スマホ関連はもちろんのこと、いろんなものが置いてある。
写真ではわかりづらいが、中古のリモコンだけを売る店。
中古の電動ドリル専門の店。
スピーカー専門店。これは新品のようだ。奥で親父がアンプにつないで音楽かけていた。おいらが近づくとさりげなく音量をあげた。この親父、たぶんオーディオマニアで好きが高じて店を開いたのではないだろうか。
磁石専門店もあった。種類も多く、結構人が集まっていた。
ほとんどゴミと言ってもいいようなものまで置かれている。蚤の市状態だ。
そのような中、結構人が集まっている店がSIMカードを扱っている店だ。このような店が何店舗もある。
店によって、値段も違うようだ。おいらは、中国移動の10日間1.5GBを購入した。定価148HKDがなんと100HKD(1400円強)だった。
来週上海の予定のため、Amazonで購入しようかどうかと思っていたところだったので、ちょうどよかった。上海は現地で購入すると、中国本土のファイアウォールで、googleのサービスや、LineなどのSNSなどが使えず、そのようなアプリを使うためには香港発行で中国本土でのローミングが可能なSIMが必要だからだ。
このSIMカードは、Amazonで、2380円(H28.12.06現在)だったのでラッキーだ。レビューを見ても、上海など中国本土でも利用は問題無い。
ただ、あまりにも安すぎて、実際に使えなかった場合には目も当てられないが。
そして100HKDだったと喜んでいたら、帰りに98HKDの店を見つけて、少しへこんだ。
中国本土のSIMでなくても、香港用のSIMも多くあり、3Gで容量は少ないが、28HKD(400円程度)程度でもあるので、節約厨はここで入手してもいいかもしれない。(快適かどうかは別として)
激安グルメご紹介。安くてうまい、腹いっぱい。
次に、今回いった激安グルメを紹介しよう。
まずは、劉森記麵家だ。ここは、蝦子撈麺が有名な店だ。蝦子撈麺は、蝦の卵がふりかけられたスープなしの麵(撈麺:ロウメン)だ。
この蝦子撈麺は、マカオでの有名な店(黄枝記など)もあるが、ここは何といっても35HKDと安いのがいい。あっさりとしていてうまし。
場所は、先ほど紹介した鴨寮街がある深水埗にあるので、鴨寮街でジャンク巡りしたときにでも立ち寄ってみるのもいいだろう。
なお、近くには、維記咖啡粉麺という店もあり、ここも人気がある。(こっちのほうが長蛇の列で今回断念したのだが。)
続いて、熟食中心を一つ紹介する。熟食中心とは、庶民派フードコードだ。今回は、旺角熟食中心 (モンコックスッシクチュンサム)で晩飯をいただいた。
ここは、旺角駅から3分ほどの旺角綜合大樓の2階にあり、13店舗が並ぶ。
その中でも、長旺燒鵝燒味飯店をチョイスした。ここは、鳥の丸焼きがぶら下がっている。いつも並んでいる店だ。
脆皮焼鴨を半身(65HKD)いただいたのだが、その量に驚いた。一人では食べきれない。味は、皮がパリッとして美味い。ただ、3分の1ほど食べたところで、ギブアップした。食べきれない。
お店に残った皿を持っていき、恐る恐るテイクアウトOK?・・と、チェスチャー交じりで言うと、お店のおばちゃんはOK!OK!と言って包んでくれた。いい店だ!
最後におまけで、もう1店、ここは有名でもなんでもない店だ。
前回書いたゴンピン360に行った際に寄った店だ。東涌駅近くのショッピングモールの1階にある富東市場の中にある。
この市場は、完全ローカル庶民の市場で、観光客などいない。そのなかで、テイクアウト専門の店がある。店名は、最好味というのだろうか。
テイクアウト専門だが、横のスペースで食べることができる。結構混んでいた。
壁のメニューの写真を見て注文したが、ビーフンのカレー炒めみたいなものを食べてみた。(カレー味というのは食べてみて初めてわかったのだが。)
こんな超ローカル飯もたまにはいいもんだ。
香港のプライオリティパスラウンジは大混雑。
最後におまけとして、香港国際空港のプライオリティパスが使えるラウンジの情報だ。ラウンジについては、他ブログでも多く紹介されているので、簡単におまけ程度としたい。
香港国際空港にはプライオリティパスが使えるラウンジは2か所ある(到着およびSPAを除く)。すべてPLAZA PREMIUM LOUNGEだ。
まずは、ゲート1に近くにある。ここは、広いが、出発ゲートフロアに入ったすぐにあるので、非常に混んでいる。
内部は暗めの照明で落ち着いた雰囲気だ。
食事は、ヌードルバーもあり、作りたての麺を提供してくれる。
麺の種類は白いスープの1種類のみだった。料理の種類は少ない感じ。
ビールは、残念ながら缶のみだった。
生ビールサーバーもあるが、「Cash Bar」となっている。金取るのかよ!
内装はいいが、フード&ドリンクは今一つな感じだ。混雑しているし、ゆっくりもできなさそう。
もう一つは、40ゲートの近くの1フロア上がったところだ。
中は、開放的で明るい感じだ。混雑も若干ましな感じ。
同じくヌードルバーがある。メニューはゲート1のところと同じのようだった。
料理はこちらのほうが若干充実しているようだ。シュウマイや焼きそばなどもある。
それとなんといっても生ビールサーバがあることがうれしい。
さっき、ヌードルを食べたばかりなのに、焼きそばとシュウマイを食べてしまった。
ダイエットしなければならないのに。
同じPLAZA PREMIUM LOUNGEならまだ台北(T2)のほうがいい感じだね。
やっぱり香港は、キャセイのラウンジで満喫したいと思うこのごろであった。
今日は、これでおしまい。
今回のまとめ
- 鴨寮街で掘り出しものを見つけよう。SIMカードは大幅ディスカウントが見つかるかも?
- 熟熱中心は、庶民派の味方。安くてうまくて腹いっぱい。
- 香港空港のプライオリティパスラウンジは nearゲート40のほうがましかな。