アンコールワットへふらり(その2:電動バイクe-Bikeで遺跡巡り)
シェムリアップ二日目、今日は観光の定番、アンコールワットをはじめとした遺跡巡りだ。さて、遺跡巡りの足は何にしたらいいだろうか。
現地ツアーを利用するか、トゥクトゥク等をチャーターするのが、定番ではないだろうか。
ふらり旅のおいらとしては、自由気ままに動きたい。そういう時には、今回紹介するe-Bike(電動バイク)が大変便利だ。
ホテルの朝食で腹ごしらえをして、さあ出発だ。朝食はローカルヌードルをチョイスした。
昨日の雨で、ホテルの前の道はぬかるんでいた。まだまだシェムリアップは、このような舗装されていない道が多い。
電動バイクをレンタルしてくれるGreen e-Bikeは、ホテルから約10分ほどの所にあり、H.I.S. シェムリアップ支店を少しいったところにある。お店の外観は、こんな感じだ。
e-Bikeのレンタル料は、1日10ドルだ。2日借りるからと値切ってみたが、2日で20ドルで変わらず、安くはならなかった。
運転は、スクーターに乗ったことがある人なら簡単で、右のグリップをひねれば走り出す。1台頼むぜと申し込んだら、お前はバイクに乗ったことあるんやろ?と聞かれるだろう。
一通り操作のレクチャーを受けて、借りるバイクの外観チェックを行う。借りる前にすでにあった傷を申告しておき、返したときに文句を言われないようにするためだ。レンタカーを借りるときと同じである。
注意点しては、レンタルの人質として、パスポートを預けることになる。
また、カンボジアでは、このような電動バイクは、自転車扱いとなり、特にヘルメットは必要ないが、レンタルの際にベルメットを無料で貸してくれるので、安全のためにも着用することをお勧めする。
それと、日本と違い右側通行なので、要注意だ。
さあ、出発することにしよう。レンタルの際に、次のような地図をもらえる。
お店を出発し、大通りを右方向へ、最初の信号で右折し、さらに左折する。しばらく走っていると、チケットの看板が出るので、右折する。
チケット売り場へ向かう60号線だが、結構長く感じるが、しばらく走っているとロータリー交差点が出てくるので、そのロータリー交差点をぐるりと回って左折する。
交差点近くにチケット売り場があるのだが、道路沿いからは、看板が出ていないので変わり辛いが、このような建物が右側にあるので、そちらに向かって行こう。
ここが、チケット売り場だ。チケットは1日券(20ドル)、3日券(40ドル)、7日券(60ドル)があり、それぞれに売り場が違うので、並ぶときに注意してほしい。
おいらは、1日券を購入した。最初は、2日間で巡ろうと思ったが、このe-Bikeはテキパキと回れるし、遺跡も似たような感じも多かったので、おいらにとっては、1日券で十分だった。
1日券で回ったルートは以下となる。
まず、①Bayon、②Royal Palace付近、③Ta Keo、④Ta Prohmを巡った後、昼食をかねてチャージポイントへ立ち寄った。
なお、遺跡の写真や説明などは、その他のサイト、ブログ等に詳しく書かれているので、そちらにお任せすることにしよう。
チャージポイントの目印はこの看板だ。遺跡近辺にはこのチャージポイントは3か所あるが、結構離れているので、チャージポイントを把握したうえで、ルートを決めたほうがいいだろう。途中でバッテリーが切れて、えらい目になってしまうからだ。
なお、バッテリーの残量表示は、メーターにある電圧表示で判断する。
満充電が53V となり、残量無しが42Vとなる。42Vとなるとまったく動かなくなる。45Vが残り走行可能距離が約3kmとなっているが、のろのろ運転となってしまうので、そこまでなる前に充電を行ったほうがいい。
スピードを出すとバッテリの減りが早くなるので、スピードの出しすぎに注意いただきたい。時速20km以下を推奨しているようだ。
ここのチャージポイントは、レストランとなっており、チャージのついでに、ここで昼食をとった。
これを頼んだのだが、これで約1000円ほどしたので、観光地料金で高めだ。電気代を考えるとしかたがないか。
充電は、時間がかかるため、充電したまま、⑤Banteay Kdeiをゆっくり見学して、e-Bikeに戻ったほうがいいだろう。
十分バイクにも休息と食事(充電)を提供したなら、遺跡のメインの⑥Angkor Watへむかう。なお、⑤Banteay Kdeiから⑥Angkor Watまでの道のりは結構長く、30分くらいかかるので、焦らず風を感じながら、走ろう。
⑥Angkor Watをゆっくり見学したら、帰路に。先ほどの充電が十分ではなかったのか、帰り電圧がみるみる減ってきて、スピードもどんどん遅くなってしまった。
歩く人より遅くなり、店に着く数キロ前からは、足蹴りで進む羽目になってしまった。
空いた道を少しスピードを上げて走ったせいかもしれない。
ああ、楽しかった。このe-Bikeは、これだけでアクティビティとなり、便利に行きたいところに行ける。超お勧めだ。
シェムリアップには、このGreen e-BIkeの他、オレンジ色の電動バイクを置いてある店を数件見かけた。ぜひ、電動バイクで遺跡巡りをしてほしい。
あと、この日、夕食にいったおすすめの店を紹介する。C.V.T restrantだ。
見ての通り・・そんな感じの店だ。おいらはこういう店が好きだが。
この店のグリーンカレーは絶品だ。まーカンボジアでタイ料理を食べなくてもいいような気がするが。
そういえば、このカレーを食っていたとき、隣のテーブルで食べていた現地の人らしき人がいたのだが、てっきり現地の人だと思っていたら、「グリーンカレーっすか?美味そうっすね?」と日本語で声をかけられ、びっくりした。きっと感じからして、おいらみたいになんちゃってでない、放浪旅人だったのかな。現地に馴染みすぎていた。
今日はこれでおしまい。
今回のまとめ
- アンコール遺跡巡りには、e-Bikeが超絶便利で、楽しいよ。
- でも充電残量には気を付けて。充電切れで痛い目に。スピード出しすぎるとすぐに充電なくなっちゃうよ。
- C.V.T restrantは安くてうまい、特にグリーンカレーは絶品だ。
次回は、またもやe-Bikeでトンレサップ湖に行ってみた。をお送りします。お楽しみに。