マカオへふらり(その2:珠海で朝食を)
マカオ2日目。さて今日は何をしようか?
いつもおいらは、タイトルどおり、あまり計画せず、ふらりと街歩きをします。
マカオの楽しみ方は、煌びやかなカジノで一攫千金?、豪華絢爛のエンターテイメントショー?、”おされ”でおたかそうなレストランでお食事?、世界遺産をのんびり探索?、男性陣の”ムフフ”なお楽しみ?(おっと失礼)
世界遺産は、前回まわったし、節約厨なおいらは、お金がかかりそうなことは、ノンノンノン!(マカオに何しに来たんだ?おいらは??)
とりあえず、おなかがすいたので朝飯食べに行こう! 宿の周りはカジノ街、安い定食屋なんてありません。ここは安飯屋がありそうなところ。たぶん、マカオを出ればあるはずだ。「そうだ、珠海へ行こう!」
珠海は、マカオと隣接する中国本土の街。国境を目指します。マカオ半島の北、関閘(ボーダーゲート)を目指します。ボーダーゲートには、カジノバスも出ています。
早速、貧乏人のご用達、ウィンマカオのバス乗り場へ(翌日の空港行きのバスの時間などの視察も含めて)
ここからは、空港やフェリーターミナルなど行きのバスがでています。ボーダーゲート行きは建物の反対側でした。時刻表を確認すると9時からのようです。現在7時半くらい。残念。ここは諦めて、路線バスを使いましょう。
マカオはバス路線が張り巡らされており、移動には便利です。しかも安い。マカオ半島内では、3.2パタカです。もちろん香港ドルの小銭も使えます。(タイパなど橋を渡る場合は4.2パタカ、おつりは出ませんのでちょうどを準備しておきましょう。)
ちょっと戻って、プレジデントカジノの前から、3Aバスに乗ります。
フェンスがあるのは、マカオGPのためです。いつもはありません。
ちなみに3番のバスは、観光に便利となっています。詳しくはこちらのサイトさんに詳しく載ってました。ご参考まで(勝手にリンクを貼っています。すみません。管理人のかたからクレームがあれば削除しますので・・)
バスに揺られ、マカオの下町エリアを抜けて、ボーダーゲートへ到着です。
バスは、地下の停留所へ到着。もし路線バスで帰るなら、ここから乗るのでしょうか。(後で書きますが、帰りは3.2パタカももったいなにので使いません。)
人多いです。流れに乗って、エスカレーターで地上へ。
ボーダーゲートのイミグレーションビルです。さらに流れにのって中へ。
マカオ側のイミグレ抜けて、次は中国側へ。そういえば、マカオ出国の列で、65歳以上の列が分かれていて、Visitorの隣にあり、間違って並んでいると、おじいちゃんたちに注意されますので、お気をつけて・・
あと、中国側は、arrival cardの記載が必要ですので、入り口の用紙をお忘れなく。
中国側のイミグレでは、なんか係員さんに以前の入国履歴を入念にチェックされてしまいました。
無事、入国を許され、中国本土側の拱北口岸に降り立ちました。
8香港⇒深圳の羅湖口岸より、落ち着いた雰囲気でした。羅湖口岸のほうは、銃を抱えた警察と装甲車が止まっていて、ビビりましたので・・)
さー、朝飯食おう。プラプラと歩き回り、路地裏へ。安そうな飯屋がありそうな感じです。軽く麺でも食べようとこのお店にしてみました。店の前のテントの椅子に腰かける。
さて、メニューはどれどれ。「牛肉丸麺」にしてみるか。
ところで「丸」って何だろう。麺が丸い、つまり太い麺かな、普通に牛肉麺にしておけばよかったかな?と考えていたところ、料理が運ばれてきました。
一口すすってみる。美味い。貧乏なおいらはこんな味があっている。これで10元(150円くらい?)、”勝ったな”。心の中でつぶやく。アジア安飯で、300円以下で美味かったときは、ガッツポーズだ。牛肉丸は、肉のつみれみたいな感じだったのね。
ご馳走様。おばちゃんにお金を渡し、店をでる。さてどこ行こうか。まったくもってノープランな奴だ。
イミグレゲート側へ戻ってみる。右手を見てみると、なんか大きな駅みたいなものが見える。行ってみよう。地下鉄の駅かな?
近づいてみると、結構大きな駅なのね。地下鉄って感じではないな。
中へ入ってみる。結構ならんでるな。感じからすると長距離路線って感じがするな。
。
別の入り口から、入ってみると、券売機が並んでいる。ちょっくら乗ってみるか。
よく見ると、なんか身分証を置け、って書いてあるようだ。中国の身分証ICカード(第二世代身分証)が無いと券売機では買えませんでした。
さっきの有人窓口に戻って、行先など確認してみます。スマホでも情報を検索!?中国本土側に入っても、マカオのSIM(CTM)でもアクセスできていました。(たぶん数百メートルくらいは、電波が届いているのでしょうか?)
どこ行こうかな?隣駅くらいで戻ってくる?どこが最後?確認してみると広州南駅まで行っているようです。高速鉄道なのね。せっかくだから、広州南駅まで行って見るか。広州南までは1時間くらいです。
ということで、窓口の列に並びます。結構時間がかかりそうです。おいらは中国語は話せないので(他の外国語も話せませんが)、行先などをメモに書いておきました。
帰りが予約でいっぱいで帰って来られないと困りますので、往復で買っておこう。
「至広州南 11:00 1等、広州南、珠海 13:00 1等、往返 1張」話せなくても漢字文化は便利です。1等とは1等座のことで、2等座と2種類あります。
だんだん順番が近づいてきました。並んでいると、おっちゃんが声をかけてきました。何か聞いているようです。ごめん話せないんだ。あーうー言っていると、笑みを浮かべて悟ってくれました。
私の前のおばちゃん番になりました。何かごたごたしているようです。窓口の係員さんは若い女性で、その尾根遺産がかなり口調が荒くなり、ヒートアップしてきます。何か怖いよー。自分の時になんか言われたらどうしよう。「小日本に売れるかボケ」とか・・
ようやく前のおばちゃんが折れて、自分の番になりました。メモとパスポートを渡します。その尾根遺産は、外国人とわかったのか、少しだけ優しくなった気がしました。メモで書いた時間の座席は満席のようで、どうするかと聞いてきているようでしたので、「いんぐりっしゅ ぷりーず」とお願いしたら、カタコト(おいらより英語できると思うけど)で、端末の画面を見せながら、一本後の電車を提案いただきました。
帰りは、「Tomorrow」だよね?と聞いてきましたが、「つでー」と言ってやりました。このおのぼりさんがというような微笑とともに、チケットを渡してくれました。
謝謝!
広州南までは片道90元です。往復は180元なはずですが、185元取られました。有人窓口では5元手数料を取っているようです。ちなみにチケットにはパスポートNo.と名前が入れられます。
ようやく乗車口へ向かいます。中国の鉄道は、入り口で手荷物検査などめんどくさいです。(地下鉄とかいちいち荷物調べられるので面倒くさいですよね。)
今回は高速鉄道なためか、パスポートとチケットのNO.、氏名をきっちりチェックされました。
駅構内へ入場後、ロビーで出発を待ちます。
電車の出発時間の10分まえにならないと改札は入れません。ホームで待つということはできないようです。日本と違うんですね。
時間になり、ホームへ。これが中国高速鉄道、和諧号(CRH1)です。
それでは、広州南へ出発です。
今回のまとめ
- マカオの交通手段は、カジノバスと路線バスを使いこなせ
- 路線バスは、3.2パタカ(マカオ半島内の場合)、おつりは出ないので、きっちり握りしめて持っておけ
- 珠海入っても、拱北口岸近辺(数百メートル)はマカオSIMが使えるよ
今日はこれまで。続きをお楽しみに